コンサータ恐るべし……ADHDを抑制する薬を飲んでみた

思うところあって、先週の日曜日に某精神科クリニックへ電車で40分。

主治医へ、薬をｽﾄﾗﾃﾗからｺﾝｻｰﾀへ切り替えのお願いをしに行った。

↓こやつが『ｺﾝｻｰﾀ』なる薬との事。

この黄色い粒を飲み始めて、

まだ6日しか経っていないのだけれど

早くもこやつを、飲むのが怖い。

なんてったって

服薬すると２～3時間ぐらいで頭の中がお花畑状態になる

（あくまでも私の場合だけれど…

強制的にﾊｲな気分になって頭が冴える。

というか覚醒する。

もちろん強い眠気もセットで襲ってくる。

頭の一部が『アヘアへ♪＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／』状態になるのだが

一方で冷静な自分もいたりする。

 不思議な感覚なのだ。

処方する主治医曰く『ｺﾝｻｰﾀは覚醒剤だから…覚せい剤ね。』との事

クリニックへ行くと

いつも「調子はどうですか？」から始まるﾃﾝﾌﾟﾚ、ﾙｰﾁﾝ診察

いつも2，3分で終わる無味乾燥なｲﾝｽﾀﾝﾄ診療の中でも

「覚醒剤だから…」という言葉だけは頭に残ってしょうがなかった。

なる程納得。ｺﾝｻｰﾀは覚せい剤なのだ。

休薬の反動もひどかった‥‥

医師からは

「強い薬なので、週に2日は休薬期間を設けるように」と言われていた。

アヘアへ♪状態でも、その事は覚えていて、3日目に薬を飲まないでみた

いつもは職場で朝9時の始業前に飲むようにしている。

…机の引出しへと手を伸ばし

恐る恐る黄色い薬を口に放り込み、近くの洗面台の水道水で胃に流し込む。

朝9時前のﾙｰﾁﾝだ。

それをしなかった日、一日が地獄だった。

まず、体が虚脱状態で椅子から立つのが辛い。

体がだるく、ずっと椅子に座っていたい。こんな気持ち初めてだった。

ADHD傾向ばっちりの私は

席に座っているより立って動き回りたくてしょうがないのが普段なのに

その日はとにかく座っていたかった。

一番ひどかったのは

自分が何を考えているのか分からない程、頭がこん睡状態だったことだ。

気が常に焦いていて、訳もなく不安で。

不安でピリピリしているかと思うと、その一方で逆に思考がドロドロと停滞して

頭が回らない。

そんな状態だから、事務ﾐｽも連発した。

出金伝票に金額を書かず、白紙のまま上司に「検印を下さい」と言ってみたり。

10円を1円に両替してくれと言われているのに、何故か1000円を渡して

先輩に「大丈夫か？」と言われたり…。

とにかく酷い一日だった。

ｺﾝｻｰﾀを飲んで、思考の無限ループが無くなったのはかなり有難いけれど

今はそのメリットも有り余るぐらいの副作用が怖い。

というかｺﾝｻｰﾀという薬自体が怖い。

こんな薬を毎日、自分の体の中に放り込んで

私はどうにかなってしまうんじゃないかと、冷静になった時思うのだ。

さて、ｺﾝｻｰﾀ。

この黄色い暴れん坊はどうしたものか…。